もともとは「気づき」を意味する仏教の古典語(パーリ語)「サティ」の英語訳として定着していましたが、アメリカの分子生物学者であったジョン・カバットジンが「マインドフルネス・ストレス逓減法」を発表してから注目されるようになり、DBT(弁証法的行動療法)やACT(アクセプタンス・アンド・コミットメント・セラピー)を初めとする新しい世代の心理療法のほとんどに取り入れられています。また、グーグルなど大企業の社員研修にも取り入れられるなど、世間的にも関心を集めています。未来への心配や、過去の反芻から現在という一瞬に立ち戻ること、心や体に起きていることをいいとか悪いとかジャッジ(判断・審判)せずに、ただ観察すること、など、その基本的な理念の重要性はいくら強調しても足りません。